コンプライアンスの責任
ロシュのコンプライアンス-コンプライアンスには私たちの貢献が必要です
私たちは、厳しい規制のある業界で業務を行っています。法令および規則等の要求を守ることは、ロシュの業許可を維持する上での前提条件です。
コンプライアンスとは、私たちの行動が、該当する法令、規則、業界規約、ロシュの誠実なビジネスを行うための指針に沿ったものであることを指します。
ロシュでは包括的なコンプライアンス管理システム(cCMS)の導入および実施を確実に行うことを明言しています。cCMSはコンプライアンスに反する行為を防止するほか、コンプライアンス違反を事前に察知して対応するために、関係する人々や目的、原則、方針、過程を包括的に管理します。
ロシュではコンプライアンスの基盤は社員一人ひとりの責任感に掛かっていると考えています。このため、私たちは常に、仕事上私たちの責任範囲にあるコンプライアンス上のリスクを十分に見極め、それを検討し管理しなければなりません。ロシュでは、達成した業績だけでなく、業績をどのように達成したか、そしてどのような影響を及ぼしたかも考慮したうえで評価を行います。
私たちはコンプライアンスがマネジメントの重要な一部であることを理解しています。実際のところ、コンプライアンス違反の多くは、指導が疎かであったり指導力不足が原因となっていたりします。このため、ロシュのリーダーシップコミットメントの一部として、ロシュのラインマネジャーは、慎重に部下を選び、指示を出し、モニタリングする義務を負っています。また社員の業績評価ではコンプライアンスについて考慮することも求められています。ロシュでは、ラインマネジャーが自身の責任を果たせるよう十分な研修の機会を提供しています。
コンプライアンス部門は様々な方法で社員やラインマネジャーを包括的なコンプライアンス管理の観点からサポートする責任を持ちます。