贈り物と接待
個人としての誠実さに懸念をもたらすような贈り物や接待は行わず、また受け入れてはなりません
個人的または仕事上の友人関係という純粋な理由から贈り物や接待があった場合でも、誤解を受けたり、影響力を与える不適切な利益供与と誤解されたりすることがあります。私たち個人としての誠実さやロシュの独立性に懸念をもたらすような贈り物や接待をしたりされたりしてはなりません。
国公立または民間を問わず、既存または潜在的な取引先との間で、実際に不適切な関係が生じること、またはそのような印象を回りに与えることを回避するために、ロシュの社員には以下の方針が定められています。
贈り物と接待の提供
- 贈り物や接待は、相手の意思決定に影響を与えようとしているという印象を回りに与える危険がなく、かつ適切である場合のみ、取引先に提供することができます。
- 贈り物の金額は最小限にとどめ、接待は妥当な金額を超えてはなりません。贅沢品や不適切な贈り物、接待は厳しく禁じられています。
贈り物と接待の受領
- 既存または潜在的な取引先に対して、贈り物や接待を要求することは一切禁じられています。製品のみでなくあらゆる形での利益供与もこの対象となります。
- 要請しないのに贈り物や接待が提供された場合は、一般的な儀礼の程度でかつ、地域で受け入れられている商慣習に従っている場合には受領しても構いません。
- 接待は、それが一般的なビジネスの流れに沿ったものである場合には受けることが出来ますが、贅沢なものでなく、適切と思われる場所である必要があります。
医療従事者、医療機関、患者団体などの特定の団体や個人に提供される贈り物と接待については、より厳しい規則があります。
要請していない贈り物や接待の受領において適切かどうか疑問がある場合、ラインマネジャーに相談する必要があります。